太陽光を考える会が条例制定の要望書を市に提出
稚内市の住環境と太陽光発電を考える会の佐々木邦夫代表が26日午後、稚内市に対し太陽光発電施設建設に関わる条例制定を求める要望書を提出した。
民間業者による50㌗未満の太陽光発電が、住宅地の中に建設される問題が全国各地で起きており、稚内では声問地区で岡山の業者が当初、地域住民に事業説明をしないまま建設に踏み切ろうとしたことがあり、住民が安心して生活ができるよう一刻も早い条例制定が必要だとして、佐々木代表は土門企画総務部長に要望書を手渡した。
要望書提出後、佐々木代表は稚内市で国の事業認定を受けた50㌗未満の太陽光発電計画が68件あるうち、半分近くが道外の業者によるもので住宅地に計画されているものも多くあり、今年2月から稼働を始めている声問の太陽光発電は部品が消失するも1週間、事業者との連絡がつかず、住民が連絡するまで施設周りの除草が行われず維持管理が適切に行われていないことを指摘した上で「再生エネルギーを推進する稚内市として、住民の安心安全な生活が守れるよう建設するにはルールを作るべき」と条例制定の必要性を訴えていた。