2年ぶり若手職員研修 稚内建設協会 5社の11人が1カ月間
稚内建設協会主催の若手技術者研修会が23日から始まり、建設会社5社から参加した11人が1カ月間の研修に入った。
建設業界の将来を担う技術者を育成するため、平成27年から実施している研修会だが昨年はコロナ禍で中止され、今年は参加者が事前に抗原検査や健康チェックなど対策を徹底し開くことになった。
23日、建設会館で開かれた入校式で富田会長は「これまでに研修を修了した57人が事業所の第一線で活躍している。仕事をする上で必要な基本をじっくり学んでほしい」と激励した。
研修生が自己紹介したあと、クラーク総研(札幌)による講義が始まり、初日は「土木施工についての基本」の座学を受けた。
9月17日まで「建築施工の基本」などの座学やCAD(コンピューター支援設計)の実習、工事現場の見学など行う。