カート押し日本一周 サハラマラソンに挑戦する男性

 買い物用のショッピングカートを押しながら日本一周の旅を続けている大阪市の八尾惇史さん(24)が稚内入りした。
 来年3月に開催される世界で最も過酷なマラソンといわれるサハラ砂漠250㌔のコースを1週間かけて走るサハラマラソン大会に挑戦するトレーニングを兼ねて今年1月、福岡を出発点に旅をスタートさせた。途中、足を痛めケガするも完走するまで旅は終わらせない決意でカート旅に切り替え瀬戸内海や太平洋側を通り、フェリーで7月中旬に北海道入りした。
 苫小牧からは札幌、旭川など国道40号を1日30~50㌔のペースで北上。宗谷岬には今月13日夕方、到着した。
 7カ月間の旅で「色々な人と出会い沢山の思い出がありますが、茨城でお世話になった人が僕との交流をきっかけに、数日後に結婚を決めたことが嬉しかった」と振り返り、ゴールの沖縄までの残りに向け「今回の旅がトレーニングになっているか分かりませんが、旅と色々な人との出会いを楽しみながらゴールしたい。マラソンでは完走することを目標に頑張りたい」と話していた。

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