コロナ禍で帰省自粛 お盆 交通機関の混雑軽減

 お盆を故郷で過ごす帰省客や行楽地に向かう観光客の移動が13、14の両日、本格化するも、コロナ禍で今年も交通機関は空席が目立っている。
 利礼航路は朝一の便が混雑を見せ、ターミナル出発口は旅行バッグを持った観光客や土産を手にした家族連れらで13日は利尻島行き508人、礼文島は345人、14日朝は両便合わせて350人が島に渡った。
 担当者によると、13日は多い便で200人以上利用したが、コロナ禍以前に比べると乗船客は少ないという。
 フェリーターミナル専用駐車場は旅行者らの車で満車となり、お盆期間に合わせ15日まで臨時駐車場を開設しているが、誘導員によると例年のお盆より利用は少ないという。
 空の便は13日、下り便の千歳便は午前と午後の便合わせて60人、東京便は114人。14日は千歳便59人、東京便は71人と、いずれの便も例年に比べ半分ほどの利用しかなく空席が目立っている。
 札幌からの都市間バスは増便することなく運行し、JRも14日早朝の札幌からの特急指定席は半分以下の乗車率で空席が多くなっている。

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