時の話題 「三重苦にも」
現金なもので国民の半数以上が開催に反対していた東京五輪だが、いざ始まると我々国民は手に汗握るほど応援している。と言う筆者は五輪というよりスポーツ好きのためテレビ桟敷に釘付けだ。
サッカー準決勝の対スペイン戦、野球の対韓国戦はじめ日常のスポーツ観戦同様、見入ってしまう。サッカーは負け、野球は勝ったが、勝敗は時の運もあり絶対的ではないと思うもひたすらに取り組む選手達の様子を見ていると、誰かの名調子ではないが「スポーツっていいですね」
その「いいですね」も裏に回ると日本国中コロナの感染者が最大限に増えてしまい、一日の感染者は東京が4千人台、札幌が3百人台に乗り全国では1万2千人にも。個人的に東京250人、札幌25人、全国2500人なら収束に向かっていると勝手に思い、一時、その域に限りなく近付いたこともあったが、今は元の木阿弥に。
今の感染者数は日本にとってパンデミック(感染爆発状態)といえ未だ増える可能性があることに眥を決している。
個人的には2回目のワクチン接種を1カ月以上前に終え安心しているものの、ウイルス感染に関しては自分が安全圏に入ったとはいえ万端なものでなく、少なくても地域(稚内でも宗谷管内でも道北でも)の安全が担保されなければならない。
更に追い討ちをかけているのが炎暑だ。いつもは蚊帳の外の稚内でさえ連日、夏日の25度を超え干支一回りで一度あるかないかの真夏日の30度超えも今夏は3度観測。感染禍と炎暑でのたうつ中、台風も近付いている…。