熱中症で9回救急出動 消防署 塩分・水分の補給を
暑い日が続く中、市内で熱中症による救急搬送がこれまで9回(昨年4回)あった。稚内消防署ではこの先も25度以上の夏日が続くとして、熱中症への対策・予防を呼びかけている。
6月下旬~7月下旬までに市内の90代女性が自宅で体調を崩すなどした熱中症で4回、救急搬送された。7月25日には50代男性が自宅で目眩など体調が悪くなり、熱中症で搬送された。
28~29日はコンブ干し作業後に体調が悪くなった60代男性と70代男性を搬送。29日は仕事を終え帰宅途中に具合が悪くなった70代女性、30日は自宅にいて気分が悪くなった30代女性が脱水症状で搬送された。
今夏は25度以上の夏日が7月12日~31日まで20日連続(うち真夏日3日)して観測され、この先も天候が26~31度まで上がる暑い日が予想される。
熱中症で搬送された人の中には、自宅にいて体調を崩した人もおり、暑さが続くと室温が30度以上になる場合もあり、風通しを良くするなど、こまめに塩分(塩アメなど)と水分を補給してほしいと注意喚起している。