PG場、雨不足で芝枯れる 干天の慈雨とはならず
暫くまとまった雨(10㍉以上)を観測していない稚内地方は2日7月8日以来25日ぶりに、1㍉以下だが降水量を観測した。
稚内地方気象台によると、高気圧に覆われて晴れた日が続いたことから7月一カ月の降水量は僅か6㍉と、気象台が統計開始した1938年からで過去2番目に少ない雨量となった。
湿った空気が入った影響で開運は2日午前6時過ぎからの1時間で0・5㍉の雨を観測。その後は霧雨が降り、3日朝までに多い所で30㍉予想されている。
雨不足により、パークゴルフ場はコースの芝が枯れた状態となっており、久しぶりに降った雨も「今朝の雨の量では恵みの雨とはならない。雨不足と暑い日が続いたことで、芝が枯れている所が多くあり、早くまとまった雨が降ってほしい」とPG場スタッフは空を見上げていた。
朝からプレーしていた男性は「芝が枯れているのでボールが止まらずプレーしづらい。芝はシーズン終盤の晩秋頃のコンディション」と困惑していた。