時の話題 「メダルラッシュも」

 コロナ禍の中、開催されている東京五輪で日本人選手のメダルラッシュが続いている。お家芸の柔道は26日までメダルを逃がした選手はおらず、女子ソフトボール、体操、バドミントンなど順当に勝ち上がる中、卓球の男女混合ダブルスとスケートボード(スケボー)の13歳と16歳の女子選手が金と銅に輝いたのには驚いた。
 卓球の水谷・伊藤ペアは準々決勝のドイツ戦で奇跡ともいえる大逆転で勝ち上がり決勝戦では下馬評優位の中国ペアに快勝した。勝負事には綾が付きものだが、ドイツ戦の勝利で金メダルを引き寄せたのだろう。
 スケボーに関しては筆者何とも無知で評価しようがないが、幼気な少女が五輪という檜舞台で活躍しあっさり金と銅のメダルに輝くとは。
 国民の半数以上が開催に反対していた東京五輪だが、開幕すれば何だかんだ言っていた国民(筆者もそのうちの一人だが)もスポーツという万国共通の人間の営みの前に脱帽といったところか。
 日本人選手の活躍は脇に置き、コロナの感染拡大だけでなく台風が関東に近付いているので気になるところで、未だ2週間以上ある五輪がつつがなく無事終えパラリンピックに引き継がれること願っている。
 道内に目を向けると札幌でのコロナ感染が拡大しており鈴木知事は国にまん延防止等重点措置の発令を要請しているようだが、国にお願いする前に道として札幌として出来る対策を講じる事が重要でそういう意味では東京都職員だった鈴木氏にとって肩の荷が重過ぎる知事職と言えるか。

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