青森の業者が西浜に小型風車 住民は運転後に懸念

 青森の業者が西浜2道道の山側などに建設する2基の小型風車の部品が建設現場に運ばれ、本格的な設置工事が始まった。
 国内外で風力発電など再生可能エネルギー事業を展開する業者は西浜2に取得した土地に出力20㌗の小型風車を1基ずつ設置する計画をしており、風車の部品などを仮置きしていた富士見1の場所から支柱やプロペラなどを西浜漁港から道路挟んで山側の建設現場に搬入し、27日から支柱などの組み立て作業を行っている。
 工事開始に当たっては、今月上旬に業者と西浜2の豊浜町内会などとの間で工事完了後の風車運転に関し安全管理を徹底する合意書が交わされているが、地域住民は「地方の業者で稚内に事務所があるわけでなく、運転後に何かトラブルなど問題があった場合、直ぐに対応してくれるのか心配」と不安を口にしていた。

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