監視カメラ設置 チララウスナイ川 シュルコマナイ川 来週中に1台ずつ設置

 大雨により過去何度も氾濫した港~末広地区を流れるチララウスナイ川と、恵比須地区のシュルコマナイ川に川の水位をチェックする監視カメラの設置を稚内市は進めている。
 昨年8月7日、稚内で24時間の降水量が150㍉を超え1カ月分を上回る記録的な雨が降った時、両河川は裏山からの沢水で土砂が流れ氾濫し、周辺の道路などが冠水する被害があった。
 今後の台風シーズンなどに備え、管理する市(土木課)は、2つの川の水位を担当課のパソコンで確認できる監視カメラ1台ずつと水位が上昇し氾濫までの警戒値に迫ると防災担当者などにスマホやパソコンなどを通じアラーム音で知らせる水位計を設置する。
 配線工事は20日までに完了。来週中には監視カメラを設置しテストなどしたあと運用を始める。
 笠原土木課長は「早く正確に状況を把握し初動対応に繋げたい」としている。

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