週末雑感

 あと6日たてば菅総理ご執心の東京五輪が開幕する。幾つもの試練を乗り越え晴れの日を迎えることに祝意申し上げたいところだが今、東京など首都圏は新型コロナウイルス感染第5波に襲われており祝意など認めたら袋叩きに遭いそうだ。
 安倍さん含め1年半以上も続くコロナ禍で菅総理も大変だろうが、成りたくてなった総理の座なのだから同じ言葉を繰り返すことなく的確に手を打って行くべきだろう。
 原稿の棒読みは小学生でも出来る。いかに自らの考えを明らかにし施策を打って行くかが総理に課せられた仕事である。秋田から上京し立身出世をし日本のトップまでなったことへの祝意は伝えられるが、就任以降は?となると「器でなし」との結論に至るか。
 それでも局面を打開しようとする真摯な心行きは食言だらけの安倍さんよりは増しで、今は時宜に適った対策をスピーディーにやって行かなければならず心労も半端でないと察せられるが、コロナ終息に向けひと踏ん張りしてほしいものだ。
 東京の新規感染者が千人を超え千五百人、二千人も予想される中五輪を楽しめるのかと言えばノーだ。しかし開催する以上は日本選手には頑張ってほしいし我々国民もテレビ桟敷から応援せねばなるまい。
 安倍前総理のアンダーコントロール(福島第1原発の放射線洩れ統御されている)発言で招致した東京五輪。コロナ禍前にも何かと問題があり1年延期し開会の日を迎える訳だが、政治家含め上層部のエゴ丸出しと力量劣化のお粗末さにはただただ呆れるばかりだ。

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