時の話題 「翔平の活躍」

 ショウヘイデーだった。日本ハムから大リーグに移籍した大谷翔平選手が投手と打者の二刀流でオールスター戦に出場し勝利投手になった。
 100年ほど前、〝球聖〟ベーブルースが二刀流で投手で100勝し打者で生涯600本以上の本塁打を打つという大記録を打ち樹てた事あるも、その時からみれば打者、投手ともレベルは上がっており、その中での快挙は日本人ファン、そして今ではアメリカ人も熱狂させる大谷には脱帽するばかりだ。
 高校生の頃から大リーグ入団を夢見ていた大谷青年を日ハムは「先ずは日本で体力をつけ技術を磨いてからでも遅くない」と無茶ともいえる1位指名をし入団させ2017年の奇跡のリーグ優勝(一時はソフトバンクに10ゲーム以上離されていた)し日本一に輝いた年の翌年、破格に安い移籍金でエンゼルスに入団した大谷だが、昨年までの3年間は故障がちで満足いく成績は残せなかった。
 3年過ぎ環境に慣れてきたせいもあるのか今シーズンは投げるのは程々に打つわ打つわ。前半戦を終わり33本塁打とリーグで独走している。
 あの松井秀喜をして「彼(大谷)こそ真のホームランバッター」と言わしめる大谷だがゴミを拾う▽ファンを大切にする▽チームワークを第一義に―など高校時代に培われた行為・心掛けを守っているのには驚く。
 まだ活躍し1年目ということもあろうが、野球少年のよう直向きに野球に取り組む姿勢は、市井に住む我々の少年少女時代を思い起こすよう。来年以降の活躍を願っている。

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