新たな観光素材に期待 稚内観光協会 サイクルバス見学会

 宗谷シーニックバイウェイは15日、市役所前、稚内開建前で自転車を車内に積み込めるサイクルバスの見学会を開き、見学した関係者は新たな観光素材に期待を寄せていた。
 サイクルツーリズム(自転車観光)推進とコロナ禍での新しい観光スタイルの受け皿として、宗谷バスが導入した車内後部側に自転車10台を搭載できるサイクルバス1台のお披露目を兼ねた市役所前での見学会には、工藤市長はじめ観光関係者ら30人余りが見学した。
 稚内観光協会の中場会長(宗谷バス社長)の案内で車内を見学した工藤市長=写真=は「稚内の雄大な自然を活かした観光の取り組みとしてサイクルツーリズムは一番注目しており、これから伸びる素材だと思っています。バス導入で稚内の新たな良い素材が増えるよう期待しています」と話していた。
 協会によると、9月~10月にかけサイクルバスを利用したモニターツアー4本が予定されている。

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