サイクルバス導入 シーニックバイウェイ 自転車観光見学会開く
宗谷管内のサイクルツーリズム(自転車観光)推進を図る宗谷シーニックバイウェイは15日午前9時から市役所前、午前11時から稚内開建前で自転車を社内に積み込めるサイクルバスの見学会を開く。
団体から個人客へ旅行形態が変わり、JRや飛行機などに持ち運びできる自転車で旅をする旅行者が増え、コロナ禍での新しい観光スタイルの受け皿として、宗谷バスが路線バスを改良し後部側に自転車10台を搭載できるサイクルバス1台(乗車定員40人)を導入したことから、観光関係者など向けに見学会を開くことになった。
稚内観光協会によると、サイクルバスは稚内駅前~宗谷岬間を結び、9月にモニターツアーなどをし実施検証した上で、コロナの状況などを見極めながら運行予定している。
担当者は「協会ではコロナ収束後を見据え自転車を活用した自然アクティビティなどの要素を取り入れたアドベンチャーリズムの新しい商品造成に取り組んでいるが、バス導入による更なる事業の充実が期待される」としている。