振興局の若手職員が有事に備え研修 避難所運営など災害対応訓練

 宗谷総合振興局は8日、宗谷合同庁舎で若手職員を対象に災害対応訓練を行い、有事に備え避難所設営手順など確認した。
 宗谷では10~20代の若手職員が3割を占めていることから、公務員の心得と災害対応について研修してもらおうと、採用から1~3年目の職員50人を対象に行った。
 「公務員としての基本的な心得を胆振東部地震や令和元年台風19号の際の災害対応から学ぼう」と題した講話で、辻井振興局長は公務員として自然災害が発生した場合は被災した人たちの気持ちに寄り添った避難所運営が必要だとして、「道庁や振興局のためでなく道民の皆さんのために働くよう心掛けてほしい」などと話していた。
 このあと、若手職員は段ボール製の簡易ベッドやパーテーションを組み立てし、コロナ禍での避難所運営方法を体得していた。

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