国と道に69項目要望 商工経済懇談会 コロナ経済支援対策も

 稚内商工会議所、宗谷管内商工会連合会主催の第51回宗谷商工経済懇談会並びに要望会が7日、サフィールホテル稚内で開かれた。
 新型コロナウイルス対策で例年の6割ほどの50人の出席者を前に中田稚商会頭は「コロナ禍により飲食業などは極めて厳しい状況におかれており、商工会議所ではきめ細かな対応に努めています。アフターコロナを見据え環境に適したビジネス変革の推進などに取り組んで参りたい」などと挨拶。続いて武部衆議、吉田、三好両道議、辻井宗谷総合振興局長、工藤市長、小野宗谷町村会長(礼文町長)が来賓挨拶した。
 要望会では国に対し▽国土強靭化の着実な促進▽地域経済再生に向けた国の財政政策の促進▽稚内空港の冬期間就航率向上について▽稚内の漁港の整備促進について▽国営総合農地防災事業勇知地区の整備促進について▽風力発電の導入拡大に向けた送電網の整備促進について▽外国船籍の船舶観光上陸許可制度適用範囲の拡大についてなど27項目。道には▽主要道道稚内天塩線の無電柱化促進について▽クサンル川総合流域防災事業の早期完了について▽稚内の漁港の整備促進についてなど42項目。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済支援対策特別要望含め武部衆議らに要望した。
 これらの要望活動は28日札幌で行い、その後に東京でも行う。

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