時の話題 「役人天国では」

 コロナで国家財政が瀕死の状況にあるというのに政治家の懐具合はパンパンのようで今にも破裂しそうだ。歳費は別にし株などへの投資で儲けた人が多く政治家というのは株価の動向を監視できるほど暇なのかね。
 それと6~7月にかけては夏のボーナス時期であり公務員に加え国・都道府県・市町村の議員にも期末・勤勉手当が支給されるが議員は勤勉手当の対象になるのか。おかしい仕組みだ。国の制度だから致し方ないにしても日本というのは政治家と役人にとって天国のような国のようだ。
 一方、民間はというとコロナによる業績不振もあってANAのようボーナスが一銭も支給されない会社もあり、他方、禍中の巣ごもりで売上を伸ばし奮発した会社もあったよう。
 コロナで一番痛手を受けている飲食業やホテルなど観光関連業は元々、非正規従業員が多くボーナスの支給対象にならない業種だと推測されるもコロナ禍前は幾らか(寸志程度)支給されている所もあっただろうから踏んだり蹴ったりだろう。
 小社は稚内市と同じく6月15日に支給している。コロナによって厳しい経営状況だが、懸命に頑張っている社員を見ると大幅な減額を出来るものでなく、ある程度満足できる金額は支給できたと思っている。
 企業には一般家庭の貯金に当たる内部留保がある。未曾有の今だからこそ留保を取り崩してでも支給すべきで、経営者は自分の懐ばかり増やしてはいけない。従業員あっての会社だということ肝に銘じ、支給することで社員の士気を上げるべきだと思うが。

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