道外ツアー客増加 FDA乗客が市内の観光地を巡る

 フジドリームエアラインズ(FDA)によるチャーター機で稚内入りした団体客が、市内の観光スポットを巡り日本最北の旅を満喫している。
 緊急事態宣言が発令されて以降、道外からの団体ツアーはキャンセルが相次ぎ、市内観光地で見掛けることがなかったが、宣言が解除され運航を始めた23日から稚内チャーター機で到着したツアー客がノシャップ岬や宗谷岬、北防波堤ドームなど回っている。
 25日朝は前日に名古屋空港から稚内入りした阪急交通社「最北の花々の楽園利尻島・礼文島~2つの島に泊まるさいはての離島旅4日間」というツアー客19人がノシャップ岬に立ち寄っていた。
 名古屋から訪れたという70代男性は「稚内は風が強いが涼しくて気持ちいい。宿泊先の食事はとても美味しかった」と話していた。
 その後、一行は車窓から北防波堤ドームを眺め、副港市場の樺太記念館を見学したあと午前10時過ぎのフェリーで利尻島に渡った。

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