うろこ市で棒ダラづくり最終盤

 中央5、うろこ市で冬から手間をかけ作ってきた棒ダラが仕上がり、出荷に向け従業員が選別など最終作業を行っている。
 氷点下の寒さが続いた2月から富士見地区の納屋で2カ月ほど寒干しした棒ダラは、春先から加工場近くの乾物庫前で積み上げブルーシートで覆う稲倉という作業を経て熟成させてきた。熟成作業を終えたものから乾物庫に入れ、従業員が型などチェックする選別作業を行っている。
 選別を終えると荷作り作業に入り、秋から年末にかけ主に東北、関西に出荷される。
 道内の海で水揚げされた鮮度の良いマダラを材料に風が強い稚内で製造された棒ダラは最高級品として取引されており、京都の高級料亭などで煮物として食されている。

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