珍鳥ヘラサギ現る 大沼水門近くで撮影
大沼水門近くの水辺で、日本への飛来が極めて珍しいヘラサギ1羽が飛来しているのを市内の70代男性が撮影した。
1週間ほど前の夕方趣味のカメラを持ち大沼に集まっているシラサギの写真を撮りに行ったところ、10羽ほどいたサギの群れの中にヘラ状のくちばしをした見慣れない鳥を見付け、望遠レンズを使って撮影した。
野鳥に詳しい人によると、ヘラサギはユーラシア大陸などに生息し、日本には冬鳥として九州など暖かい地域に飛来することもあるが、北海道で確認されるのは珍しいという。
撮影した男性は「最初、見た時に変わった型のくちばしをしたシラサギがいるなと思った。後で調べてるとヘラサギだと分かり驚いた」と話していた。