除雪作業で収入増 シルバーセンター 昨年度実績9千万円超
稚内市シルバー人材センターは27日開いた定時総会で今年度の事業計画を策定した。
昨年度事業報告によると、受注1502件と前年より11・8%の158件増え、収入は一般業務の請負と民間への派遣業務合わせて4・2%の364万9000円増加し、9033万7000円となった。
新型コロナの影響でイベントなどの中止による業務が減った一方、夏場の大工仕事が昨年の3倍の19件あったことに加え、大雪よる冬場の除雪業務が昨冬に比べ倍の158件あったことで収入を大きく伸ばした。
今年度は会員数を216人(昨年度181)、契約金額8978万円、事故発生ゼロ(同3)を目標にした。
事業計画として①会員の増強及び就業機会の確保・拡大②安全・適正就業の推進③運営基盤の安定・強化④関係機関・各種団体との連携強化⑤会員参加と計画的な事業運営に取り組む。
入会10年~20年以上就業した会員への表彰は次の通り。
▽10年 遠藤勝、佐藤克昭▽20年 吉田時夫。