コロナ後について議論 宗谷地域づくり連携会議

 宗谷地域づくり連携会議が25日、Zoomを使いウェブで行われ、管内首長らがコロナ禍での地域課題や終息後の取り組みなどについて意見交換した。
 国の北海道総合開発計画や道の総合計画を踏まえ、地域づくりや課題解決に向けた方針を定めるべく開かれた会議には、辻井宗谷総合振興局長、中嶋稚内開建部長、管内市町村長、民間団体などから参加した。
 稚内開建から地域重点プロジェクトなど地域推進ビジョン、振興局からは宗谷、上川、留萌地域の道北連携地域政策展開方針などについて説明があった。
 「社会の変化に対応した地域づくり」をテーマにした意見交換では、工藤市長が長引くコロナ禍により打撃を受ける観光や経済が、国や道の支援があってもどこまで回復できるか不透明であるとし「早期のワクチン接種や3次産業をいかに回復させるかが重点の一つで、管内一体となりこの苦境を乗り越えて行きましょう」などと話していた。
 中場観光協会長は「2年もコロナ禍が続いていることで会員企業には相当な危機感が広がっている。観光の取り組みとしてコロナ対策していることをPRし、安心感を植え付けることが大切になる」などと現況や今後に向け語った。
 これらの意見を踏まえ、素案を検討したあと8月と11月の会談を経て政策を策定する。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です