夜の街閑散とし きのう夜 オレンジ通り休業店多く

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下で、居酒屋やスナックなどが軒を連ねる中央、大黒の繁華街は人通りが少なく閑散としている。
 宣言の発令により道からの時短営業が要請された16日以降、大黒オレンジ通りでは午後8時まで一部で営業している店はあるが、殆どのスナックなどがシャッターを下ろしたままで、店先には宣言期間の31日までの休業を知らせる貼り紙を貼っている店が目立つ。
 21日午後7時過ぎ、通りを30分ほど歩いてみるとすれ違った人は僅か3組だけだった。午後8時まで営業している店前で客待ちをしていたタクシーの男性運転手は「コロナ前は夜の時間帯は多い時で3万円を超えていた売上は今、平均5000円前後。悪い時は1000円の時もあり、夜8時以降は期待できない」と諦め顔で別の場所に移動していった。
 別の運転手は「スナックなど殆どの飲み屋が休業し、観光客の姿もなく人も歩いていない。道内の感染者も収まらず宣言の延期だって有り得る。今年も観光は期待できないね」と肩を落としていた。

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