自主的に考えられる教育を 藤原稚中校長
稚中校長に着任した藤原雅宏氏(52)は「子供たちが将来、社会で自主的に考え行動できる人になるよう沢山のことを考え頭に汗をかく学校生活を送るようサポートして行きたい」と抱負を語った。
藤原校長は旭川出身で北海道教育大学旭川校数学科を卒業。旭川忠和小を振り出しに3小中学校で教鞭を執ったのち、胆振教育局教育指導主事、宗谷教育局義務教育指導主査など歴任。前任は占冠中央小教頭。
恩師からの教えで「自分で考える力」をモットーにしており、教員に採用されてからもその志を大切にしてきたとし「コロナ禍の現在も含め様々な場面で考える力が必要になる。子供たちには、いかに考える機会を与え、場面をつくることができるか考えて行きたい」と話していた。
同校の教員の中には宗谷教育局の頃に新任研修で関わった顔ぶれが見られる。着任後、藤原校長のことを覚えている教員から当時の話を聞き「悩みを聞いたりした先生との再会に嬉しく思う」と話していた。
中央小と小中一貫の義務教育校として検討されていることには「学校としては授業など中心としたソフト面でのことを考えて行きたい」とした。