今年も中止と決まる みなと南極まつり 昨日、実行委開き決定

 第60回稚内みなと南極まつり実行委員会(委員長・小林稚内商工会議所副会頭)は20日午後、経済センターで開かれ、新型コロナウイルス感染が一向に収束が見られないとして昨年に続き2年連続しての中止を決めた。
 第1行事部(おどり)は感染拡大が続き現在も増加傾向にあり、仮に内容を縮小し開催しても市民に満足してもらえるのは難しい―とし、第2行事部(花火)も指定観覧場所で観客が密状態になり警備も難しいとした上で十分な感染対策を講じるのに100万円もの費用が掛かるとするなどとし、ほかの第3行事部(樺太犬慰霊祭)、第4同(ボートレース)、第5同(物産まつり、パフォーマーの祭典、子ども縁日コーナー)とも開催には無理があるとして中止を決めた。
 実行委員会に出席した達商工会議所専務理事は「残念ですが、コロナの感染拡大が続く中、総合的に判断し中止せざるを得なかった」と断腸の思いで中止に至った胸の内を語っていた。
 同まつりは8月7、8両日の開催を予定していた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です