時の話題 「ワクチン受付で」

 きのうの本紙「読者のコーナー」にあったよう18日の65歳以上の新型コロナウイルスのワクチン接種の文化センター会場分の予約受け付けは混雑し、市の対応に不満だった市民は相当数いたようだ。
 午前9時の受け付け前の4時間半前の4時30分から並んだ人がおり、9時には150人以上の長蛇の列ができセンター前の通り(道道稚内天塩線)に並ぶほどであった。
 稚内は18日日中から気温が20度超えるも朝方は冷えたであろう。その中、文化センター前に並ぶのも立ってばかりもいられず座っていた人がいただろう。その様子は市庁舎から見れる筈で、椅子でも持って行き座ってもらおうという気持ちになれなかったのか。
 市長、副市長ら幹部ら職員の「市民に寄り添いたい」という言動に嘘偽りがあるという証左であり、大いなる反省を求めたい。
 いい事言うのは心が無くても出来る。しかし実際には何か事があった時、馬脚を露してしまう。平時は誰でも普通に行動できる。しかし真価を問われるのは危機の時であり、その際の善処によって評価は分かれる。
 万人に対応するのが公僕たる公務員の仕事であり、欠片さえ持たぬ人間は退場してもらわなくてはならない。
 コロナ禍中、ワクチン接種は肝所だ。適切に対応でき当然であり少しでも失態あると市井の人々は黙っていない事、分かったであろうか。
 要は公務員であれ民間であれ生易しい職業はないということだ。
 公務員だけ非難したが全ての議員とりわけ国会議員にはすっぽり当てはまる。自省を。

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