大沼に珍鳥ハクガン飛来
大沼で道北地域などでは殆んど見られない渡り鳥のハクガンが確認された。
14日夕方、10羽前後まで減ったハクチョウの写真を撮りに出掛けたカメラ愛好者の70代男性が沼から100㍍ほど離れた牧草地に、マガンに混じって白い鳥を見つけた。翌15日朝も同じ場所でハクガン1羽を確認した。
絶滅危惧種の中でも最も絶滅が危ぶまれているIAに分類され、北東シベリアと北米大陸の北極圏で繁殖し、日本には冬鳥として北海道では道東の一部地域に飛来する。
大沼でも過去に何度かしか確認例がない珍しい鳥に、男性は「ハクチョウにしては小さくマガンと同じ大きさだったので、ハクガンとわかった時は驚いた」と話していた。