あす緊急事態宣言 道内全域 飲食店など時短営業に不安
昨年4~5月以来、2度目となる緊急事態宣言が北海道に16日~31日までの期間、発令されることを受け、稚内市は15日午後に開く対策本部会議で今後の感染防止対策など市としての対応を決める。
GW明け以降、道内はコロナ感染者が急増し13日は札幌市で499人になるなど道内で過去最多の712人に達し、宗谷管内も今月5日から居住地非公表含め猿払、稚内など14日までに24人が確認されている。
道は今月末までの宣言で全道全ての市町村で不要不急の外出、飲食店などに対し18日から酒の提供は午後7時まで、営業は午後8時までに短縮するなどとの方針を示しており、15日午後にも開く対策本部会議で正式に決める。
市では15日午前11時から開いた対策本部会議で、17日~31日まで市が管理する公共施設の休館、市が主催するイベントについては原則、中止または延期する方針を固めた。その一方、保育所や学童保育所などは通常通りとする。
詳細については道の対策の正式決定を受け15日午後から開く対策本部会議で市としての対応を正式に決める。
再び時短営業が求められることについて、中央地区で飲食店を経営する男性は「GWは旅行者も多く来店し売上も良かった。再び時短営業になるとデリバリーなどをして対応するしかない。要請するとなれば補償もしっかりやってほしい」と話していた。