閑散とした観光バス 宗谷バス 初便午前中は3人利用

 宗谷バスの市内観光地を巡る定期観光バスが1日から運行をスタートさせ、初日は午前と午後の便合わせて10人余りの観光客が利用し稚内公園など景勝地を巡った。
 新型コロナウイルスの感染拡大でGW中の予約は少ないが、個人観光客向けの観光バスとして、駅前バスターミナルを午前8時に出発し北防波堤ドーム、稚内公園、宗谷丘陵、宗谷岬など巡る日本最北端と北海道遺産めぐりコースと、午後2時発で百年記念塔や宗谷岬、夕日が丘パーキングなど立ち寄る日本最北端と記念塔パノラマコースはGWの5日まで運行し、その後は5月20日から再開し9月末まで運行する。抗菌・抗ウイルス処置した車両を使用し、乗車ごとに手指消毒などの感染対策を講じている。
 初日午前の便は3人が利用し、20分ほど滞在した稚内公園で氷雪の門などを見学していた神奈川県からの50代男性は「風が強くて驚きました。観光バスのあとはJRで旭川の方へ向います」と話していた。

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