時の話題 「とんだGWに」
枕詞になった感のある「早いもので」。今年も早いもので4カ月が過ぎ5月になった。
その始まりは俗にいうゴールデンウィーク(GW)。言い得て妙の黄金週間だが、昨年に続き今年もコロナウィーク(CW)となり緊急事態宣言発令の大阪や東京だけでなく、まん延防止等重点措置の地域、道内も札幌との往来自粛など求められている。
しかしテレビで見る限りJR東京駅や羽田空港は昨年ほどの閑散ぶりでなく、羽田空港は人が結構集まっており、この中の数人が稚内に降り立つのかと邪推すればおどろおどろしくなる。
稚内市は事前(帰省の7日前以内)にPCR検査等を受けた帰省客に対し、PCR1万5000円、抗原検査5600円を上限にし費用を助成する対応を取るため早くから帰省しようと計画していた人は別にし、急遽帰省を決めた人、そして観光で来る人には注意が必要で、市中感染を防ぐためにもGW中、市民は余分な外出は控えなければならない。
今の大阪、東京、札幌など地域の感染拡大が沈静化に向うのかはGW中の行動によるところが大で、筆者の当てずっぽうだが、GW終わり2週間後の16日の週は感染拡大が顕著になっているのでは。
変異株は子ども含め10代、20代に感染が色がっており容易ならざる事態になるのではと危惧している。
しかしコロナ禍にあっても我々は仕事をし生活し生きていかねばならず「自粛モードも限界だ」などと甘っちょろいことは言っていられない。やるべき事をしっかりやり次の事態に備えること肝要。