6年ぶりコウノトリ 大沼水門近くで今月中旬、石川さん撮影
カメラ愛好サークル「写真塾21」に所属する石川隆さん(70)=こまどり5=が、大沼水門近くで国の特別天然記念物のコウウノトリ1羽が飛来しているのを見つけ撮影した。
10日ほど前の午前中水門近くの水辺にアオサギの写真を撮りにカメラを持ち出掛けたところ、水門から30㍍ほど離れた場所に、サギより一回り大きく、白い羽根に翼の先端が黒い鳥を見つけた。
最初はタンチョウだと思ったそうだが、スマホで調べてみると体の特徴などからコウノトリと分かった。
絶滅危惧種のコウノトリは大沼で2015年4月と5月に飛来した記録が残っており、それ以来6年ぶりとなる。
石川さんは「エサの魚を捕る様子など良い写真が撮れました。コウノトリは幸せを呼ぶ鳥だと言われます。コロナで大変な状況だが何か良いことがあれば嬉しいですね」と話していた。