臨時議会 経済対策など補正予算可決 地域商品券等1億8102万円
市議会は26日、臨時議会を開き、新型コロナウイルス感染症の感染予防や経済対策費など盛り込んだ一般会計1億8102万円の補正予算案を可決した。
本会議で工藤市長が今回のコロナ感染症対策について「国内の感染状況の悪化はGWで期待された宿泊、会食など市内の観光需要に大きな影響を及ぼすことが考えられる。感染防止と経済活性化の両立に向けた対策が必要と考え関連予算を上程させて頂いた。感染症の先行きは不透明だが第4波を踏まえた国の動向などを注視しながら必要な対策が生じた際はスピード感を持って対応したい」などと提案説明をした。
引き続き開かれた議案特別委員会で、コロナ禍であっても市内の消費拡大を促すため40%のプレミアムが付いた「わっかない地域商品券」を発行するわっかない消費拡大・事業者応援事業費1億930万円、学生など市外に暮らす人が帰省する場合などにPCR検査を受ける際、個人負担が3割だけになるよう支援する事業費264万円などについて審議した結果、委員会採決では起立全員で可決した。
午後から再開された本会議でも可決され、閉会した。