時の話題 「GW中の行動」
GWが24日から始まったとされる。土曜日(24日)仕事の会社が多い稚内ではさしずめ5月2日㈰からという事になろう。ただし昨年同様、今年もコロナ禍中にあり海外はもちろん国内旅行にも出掛けられず家に籠って日がなテレビを見てゲームをするなど過ごすのが関の山か。
それにしても新型コロナウイルス変異株の感染拡大は燎原の火のごとく広がっており、緊急事態宣言が発出された大阪、京都、兵庫、東京の4都府県ばかりでなく全国津々浦々、感染者が爆発的に増えてる。厄介なのは変異株は単独でなく2、3種混ざり合っているというのだから宣言期間の5月11日まで収束に向かう可能性はほぼゼロになり絶望的な状況になるのでは―と危惧している。
道内にも変異種感染は増えているそうで、札幌にはおちおち出掛けられそうもない。鈴木道知事は札幌への行き来を極力避けるようにと道民に喚起しているが、思うに地方→札幌は無いにしても札幌→地方へはGW中、十分有り得ることで注意しなければならない。
札幌→稚内への例として官庁関連の異動発令での動きが4月上旬にあったが、宗谷総合振興局では辻井局長らは札幌から稚内に来て2週間ほど行動を自粛し、その後やおら挨拶回りをするという慎重な行動を取った。道としての方針を順守したという事なのだろう。
ただ気になるのは感染者がゼロに近い地方でも住民が必要以上に注意深く行動している事である。家族含めいつも顔を合せている人同士はそれほど神経質にならなくてもいいのではと思うが如何か。