週末雑感
きのう幾らか春めくも寒い1週間だった。コロナは相変わらず猛威を振るい大阪、京都、兵庫と東京の4都府県に25日、緊急事態宣言が発出される。
北海道も札幌を中心に三桁の百人台まで新規感染者が増え、稚内でも週前半に感染者が1人出てしまった。稚内では幸い連鎖感染が無いようだ。今回も地方に出掛けた〝もらいコロナ〟なので出張の多い職種の人には十分気を付けてもらわなければならない。
気懸かりなのは東京便の就航で、今月29日と5月1カ月間の運航を全日空は発表しているが、緊急事態宣言下(発表時は宣言解除中)だけに予定変更されるものと推し量るも一企業の事であり23日現在は定かでない。
観光業など地元経済の事を思うと飛んで欲しいと思うも首都圏から来る人達のリスクを考える時にはそうはならず痛し痒しの心持にはなる。
感染を防ぐ切り札になるべきワクチン接種が当初予定より相当遅れており、現政権の失政の一つなのだが、秋までには必ずある衆院選で鉄槌が下されるという予想は小さい。
野党がだらしないのは勿論、日本人の人の好さにはホトホト呆れてしまう。外国なら一発退場だろう。
稚内の経済界重鎮と話している時、筆者は「マスコミが右寄り(すなわち自民党支持)という事はなく左でしょう」と言ったことがある。その人は特段反応なく苦笑いしていたが、最近、安倍前総理が「経営も厳しいようだ」と朝日新聞をこき下ろしていたという記事を読み、病気は治るが癖は直らないこと改めて思った次第。