天塩向かう途中で丹頂つがいで飛来 60代女性撮り本紙に提供

 抜海から天塩に向かう道道稚内天塩線沿いの茂みにタンチョウのつがいが飛来しているのを、ドライブ中だった市内の60代女性が発見しカメラに収めた。
 1週間前の午前中、趣味のカメラを持ち車で出かけた女性は、この日は澄み切った青空で全貌がくっきりと見えた利尻山を西海岸から写真を撮ろうとしていたところ、上空で「コォーコォー」と甲高い鳴き声で飛来する2羽のタンチョウを目撃。その後、追いかけて道道から100㍍ほど離れた繁みに舞い降りたタンチョウをカメラで撮影した。
 昨年の秋にも周辺で目撃しているという女性は「今年初めてタンチョウに出会えてラッキーでした。ほかの鳥と違い飛ぶ姿は優雅でした」と。
 タンチョウの主な生息地は釧路など道東だが、近年は生息数が増え生息域が広がっており、大沼や恵北、増幌などは春先や秋口に目撃されている。

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