稚内漁協が西浜漁港など生簀で400万匹のサケ稚魚を海中飼育

 稚内漁協は、西浜など各港でサケ稚魚の海中飼育を行っている。
 ふ化から海へ放流するまでの間に海中飼育を行うことで効率的に成長させ、数年後に帰ってくるサケの回帰率向上の取り組みとして声問や抜海、稚咲内など5カ所で400万匹を海中飼育し1カ月後に大海へ放流する。
 7日、西浜漁港で漁協職員や管内さけ・ます増殖事業協会の関係者が、中頓別のふ化場で育てられトラック2台で運んできた体長4㌢ほどの稚魚100万匹をホースで漁港内の生簀4基に放した。
 生簀には、カモメなど海鳥に食べられないよう防護ネットが取り付けられ、近くの漁業者が一日何回かエサを与えて体長6㌢ほどまで育てる。
 海への放流は5月のGW前後を予定している。

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