週末雑感
コロナ禍で緊急事態宣言が解除されたのはいいとして首都圏の前に宣言が解除された大阪圏に加え仙台市でのリバウンド(再感染)が思いのほか早く、政府はこれら6市の申請を受け「まん延防止等重点措置」(まん防)の初めて適用することを決めた。緊急事態宣言解除の安堵感も束の間、限りなく元に近い状態になる。
東京など首都圏4都県、沖縄県なども〝まん防〟適用予備軍で日本国内でのコロナ感染は新たな段階に入った感がする。
最北の地にも春が訪れ、この1週間、天気も良く散歩する人が日ごとに増え、車を洗車しタイヤ交換する光景が散見される分にはいつもと変わらぬ光景なのだが、一点の曇りはコロナである。
昨年暮れ以来、感染者が出ていないとはいえ小紙報道の通り首都圏からのツアーも入るようになったので気懸かりではある。
感染防止対策を変わらず講じているので正直余り心配していないが、首都圏、大阪圏での感染拡大報道に触れるにつけ胸騒ぐ思いをしているのは偽りない心情である。
話題を変え照ノ富士関が大関に再昇進したのは目出度い。どん底を体現した人の立志・再起伝は判官びいきが多い日本人の感性に符合する。あとは身体を労り最高位を狙ってほしい。
プロ野球も始まりセンバツ大会は東海大相模高が優勝するなど球春幕開けといったところだが、「キックの鬼」と称されたキックボクシングの沢村忠さんが78歳で亡くなったという訃報記事に触れ若かりし40数年前にタイムスリップした。