時の話題 「市長選まで2年」

 新年度がスタートし官庁や民間にフレッシュさんが仲間入りし、学校も新入児童はじめそれぞれが希望を胸に門をくぐる。
 政治の世界では今年10月までには衆院選が行われ、市町村の首長・議員を選ぶ統一地方選挙が2年後に迫る中、稚内でも一番の関心事である市長選でマチの雀が喧しい。工藤広市長が4期目向け立候補するのか、はたまた引退するのか。引退した場合の立候補者は―など憶測交え伝わってくる。
 工藤市長は2年後の改選期には73歳になるはずなので、この年齢は浜森辰雄元市長が敦賀一夫氏に敗れた年と同じになる。風聞だがカーリング場を建設し市役所新庁舎建設への道筋をつけたので「立候補しないのでは」との観測もある。
 その後釜には某道議が立つとの噂が実しやかに流布されているやに側聞するが、筆者の見解はノーだ。健康に問題あるなら別だが、師である浜森氏の年齢を超えるのは工藤氏の恩返しであり庁舎完成まで職にとどまるのではと推量している。
 引退した場合、市長職を虎視眈々狙っている現市議に加え、工藤氏が後継者に選んだ人(可能性は低いが)、そして水面下で囁かれている某道議が動き出すかも知れないが、これは現段階では傍目八目的見立てであること書き添える。
 2年後でも6年後でも今のところ市職員の名が挙がっていないが工藤氏が副市長含め37年間職員だったことを考え合わせると市職員の立候補があってもおかしくはない。
 市長選迄あと2年。工藤氏が引退するとしたら流動化は必至だ。

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