特殊詐欺防犯シール作成 稚内署と防犯2団体と共同で

 稚内署、稚内地区防犯協会連合会、稚内市防犯協会は、一般住宅への詐欺被害を未然に防ぐための防犯シールを作成し、4月から本格的に啓発活動し配布する。
 同署管内では、今年に入り特殊詐欺をコンビニなど水際で防いでいるものの、札幌圏などではキャッシュカードを騙し取る被害など後を絶たないことから住宅を訪問し詐欺の手口を知ってもらい、玄関先に「防犯警戒中」などと書かれたシールを貼ることで防犯を啓発したいと作成した。
 警察官が先駆けて巡回した住宅には配布済みで、人の動きが活発になる4月後半~5月にかけて啓発活動を行いシールを配布する。
 相馬副署長によると札幌圏などで横行する詐欺の手口は、他の地域では遅れて発生する傾向があるとし「金融機関、コンビニなどでの水際対策も大切だが次は住民にも手口を熟知してもらい、管内から詐欺被害が発生しないよう努めたい」と話していた。

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