社会福祉事業団 感染対策で特養富士見園に陰圧装置2台設置
特養老人ホーム富士見園に、ウイルス感染症対策用として簡易陰圧装置2台が設置された。
同施設では、昨年から続くコロナ禍を受け施設内での様々な感染症を防ぐため、万が一インフルエンザやコロナ感染者が出た場合、隔離する2部屋の空気が廊下などに洩れないようにする陰圧装置の導入を決めた。
国の緊急包括支援金を活用し設置された陰圧機は、病院などで使用されている装置と同様のタイプで、抗ウイルスのフィルターが二重で取り付けられており、空気清浄機の役割も果たすという。
設置工事は23日に完了しており、濱塚泰昌施設長は「使用する機会は少ないに越したことはないが、万が一の備えが高まったと感じております」と話していた。