コロナ影響し大幅減 宗谷漁協総会開く 総取扱高は68億6600万円

 宗谷漁協は23日午後に開いた総会で昨年度の業務報告などを承認した。総取扱高はコロナの影響で主力のホタテの単価が大きく下落したため前年より46%減の68億6600万円となった。史上最高額となった前年の127億円から59億円減り、当初計画に比べ5億3300万円を下回る大幅な減少となった。
 ホタテはコロナの影響で外食産業の需要低下などが響き前年度の96億円を52億3900万円も下回る43億5300万円になった。
 各事業の純利益は▽信用9538万円▽共済2290万円▽購買4365万円▽販売3億2788万円▽指導3078万円。事業総利益は5億3795万円で経費を差し引いた事業利益は1億4675万円、税引前当期利益1億7416万円。
 当期未処分剰余金1億8543万円のうち利益準備金に3460万円、任意積立金(事務所建築積立金)として1億4200万円を充てた。残った883万円を次期繰越金とした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ニュース

前の記事

時の話題 「蠢動」
ニュース

次の記事

天北堆