時の話題 「球春到来」
球春が到来した。昨年はコロナ禍により中止された甲子園での全国高校野球大会(センバツ大会)が開幕し、いの一番に対戦が組まれた北海道代表の北海高は健闘虚しく兵庫代表の神戸国際大附属高に敗れてしまったが、高校球児のはつらつとしたプレイの数々に酔い痴れる2週間になることだろう。
高校野球に続きプロ野球も今週金曜の26日に開幕。パ・リーグはマー君こと田中選手が入った楽天が東日本大震災2年後の2013年以来8年ぶりにペナントを制覇するのか。ソフトバンクが貫禄を示し優勝するのか話題尽きないが、先日の新聞記者予想で我が日本ハムファイターズは誰もがビリ予想。打線も投手力も昨年とそう変わらず、覚束ないのが投手力か。大リーグに移籍した有原の抜けた穴を伊藤など新人もしくはプロ入り2、3年の選手に託そうというのだから上位進出は難しい。栗山監督の采配の妙を上積みしてもオリックスとの5位争いがいいとこか。
野村、清宮など若手の奮起なければ最初から最終盤まで沈没しっ放しという事が予想されるが、「何くそっ」という負けじ魂が強ければ浮上してくることもある。
高校野球、そしてプロ野球とファンには堪らない季節となった。コロナ慣れしてしまい巣ごもりが日常となった中、幾らか興奮を呼び戻してもらい、それこそコロナに負けるなコールの「日ハム頑張れ」コールをして行きたいものだ。
貪欲に泥臭く勝利を求めていけば勝つ試合も出てくる。それを積み重ねればいいわけで半年後見返せばいい。