時の話題 「ワクチン接種」
きょう15日から市立稚内病院の医師や看護師など医療関係者への新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。変異種ウイルス感染者の拡大が懸念されるも、この先に曙光が見えるワクチン接種が始まったことで安堵している。
昨年暮れから接種が開始している米国など外国ではアナフィラキシー(無防備という意のドイツ語)というアレルギーは極めて少ないが、2月下旬からの日本国内での接種では発熱や疼痛、倦怠感など、アナフィラキシーに至らずも症状の割合が諸外国より高いようで基礎疾患を持つ人は接種を敬遠する向きあるも現状ではワクチンに頼るしかあるまい。
医療従事者に続き来月からは高齢者(来年3月末まで65歳になる人含む)への接種が行われるも日本への入荷量が少なく最初のうちはスムーズに行かぬだろうが、ワクチン担当の河野太郎大臣の会見によると、5月、6月と相当数のワクチンが日本は届くことから高齢者→基礎疾患者→一般国民への接種は滞りなく進むものと見られる。
新型コロナの国内感染者が初確認されてから1年と1カ月。日本だけでなく燎原の火のごとく広がるコロナ禍に脅かされ続けてきたが、遅ればせながら抵抗する手段を持とうとしている。
稚内も散々だった。卒業・卒園、入学・入園、退任・赴任など春の恒例行事だけに止まらずGWも北門神社例大祭、みなと南極まつり等々ほとんどの行事が中止され開催されても規模が縮小され今も続いている。
あともう少しの辛抱だ。明りが見えます。