クサンル川を氾濫の恐れあり除雪 暖気により水位上昇

 暖気により雪融けが進み川の水位が上昇した大黒~緑まで流れるクサンル川での除雪作業が5日午後から急ピッチで行われている。
 5日、プラス6・2度まで上昇したことから川に積もった雪が一気に融け、クサンル川の水位が上がったため氾濫の恐れがあるとして管理する稚内建設管理部から除雪作業を請け負った大信建設が5、6の両日、重機2台を使って雪山を崩す作業を繰り返し、川の水がスムーズに流れるようにした。
 当初は来週に行う予定の除雪作業だったが1週間早めて作業を行った。
 川には冬の間、民家などから運び出された雪で川が堰き止められている所が多くあり、作業員は「春先や暖気の時に雪融けが進むと川の水があふれることがあるので、川に雪を捨てないでほしい」と呼びかけている。

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