武藤はくぜん社長 優秀賞と来場者賞のダブル受賞に輝く
2月27日に旭川で開かれた企業のアイディアを競う道北ビジネスプランコンテスト2020に出場した武藤はくぜんの武藤尚社長(46)が、最高賞に続く優秀賞とオンラインで見た視聴者の投票で決まる来場者賞のダブル受賞に輝いた。
新規創業、新分野創出を促進し道北地域の経済活性化を図ることを目的に2015年から行われているもので、個人や企業から12件の応募があり、一次審査で最終審査に駒を進めた5人が事業内容などを発表した。
武藤社長は「コロナ禍に負けないデジタル会葬スタイルの構築」と題し、ライブ配信による葬儀参列を可能にすることと、家族のSNSを活用した訃報案内、香典、弔電、供花・供物などをWEBを通じて可能とするなどデジタル配信を用いて家族が離れていても葬儀の会場に参列ができるサービスを提案した。
優秀賞だけでなく、オンラインで視聴した300人が1番と思うプレゼン内容も高い評価を得て来場者賞にも輝いた。
武藤社長は「資料作りやプレゼンの練習の成果が報われ、今後の励みになります。高齢化によって葬儀に参列できない人もおり、変化していく時代の流れに葬儀も対応していかなければならず、お客さんの要望にしっかり応えていくようにしたい」と話していた。