時の話題 「破目外さず少人数で」
東京、神奈川、埼玉、千葉4都県を除く大阪、愛知など6府県の新型コロナウイルス緊急事態宣言が解除され、道も昨年11月7日からススキノ地区、そして札幌全域で要請していた午後10時~午前5時までの飲食店などへの営業自粛を終了した。
このところ新規感染者が減っており妥当な処置だとは思うも、知見のある専門家は変種ウイルスの拡大もあって今後について懸念しているという。
個人的には東京の新規感染者が250人未満、札幌は25人が分岐点と見ていただけに、その人数をクリアした札幌の時短要請終了は妥当であり、東京は250人超なので解除せず今月7日まで推移を見守るというのは良識的判断だろう。
ところで1月中旬以降、感染者が出ていない稚内はどうなのか。夜の街への市民の外出が必要以上に自粛されているのでないか。
昨1日には稚高、大谷高の卒業式があり、これからは幼稚園・小中学校もあり、コロナ禍真っ最中の昨年の今頃は別にし、父母らによるお別れ会があってもいいのでは―と思うがいかがか。4人までの少人数なら開いてもいいのでないか。
それと官庁などの人事異動による送別会・歓迎会など自粛も程々にし、どんちゃん騒ぎせず少人数ならいいのでないのか。
こう提言してもどの集まりも官庁も民間も踏ん切りはつかないでしょう。ここは工藤市長が何らかの発言をすべきと思うが。
ワクチン接種を前にし「もう少し我慢」もいいが「破目はずさぬ程度に少人数で」と夜の街に救いの手を差し伸べてはいかがか。