デビュー目指し 水族館でアザラシ訓練
ノシャップ寒流水族館で昨年産まれたゴマフアザラシ2頭の訓練が行われている。
昨年3月に生まれた政宗(オス11カ月)、きなこ(メス11カ月)に芸を仕込む訓練は、5月から始まり、飼育員3人が担当。現在はショープール既に3頭が活躍していることやプールが狭いため新年度からのショーデビューは見送られている。
そんな中、何時か日の目を見る機会に繋がってほしいと飼育員たちが、一日4回のエサやりの際にお腹見せる芸や輪投げをキャッチする芸を根気よく教えている。
我が子のように可愛いと、SNSで飼育員目線ならではの写真投稿などしている鈴木志歩さん(25)は「2頭とも覚えが非常によく特にきなこは来館者と触れ合えるほどに人懐っこい性格。ショーデビューの可能性が低く残念ですが、別のイベントなどで活躍させてあげたい」と話していた。
今後については「未だどのアザラシもできない芸を教えてあげたい」とも話していた。