週末雑感

 週の途中に休み(天皇誕生日)が入ると日が経つのが早くもう週末を迎えた。
 コロナのワクチン接種が一部医療機関(国立系)スタッフから始まったが、その医療従事者が当初予想の375万人より100万人多い事が判り、次の対象者である高齢者(来年3月末まで65歳になる人)への接種が予定より遅れるなどとのニュースを聞く時、国の組織のお粗末さを改めてだが感じている。
 いずれにしてもワクチンはコロナ感染を抑える切り札なので万難を排しての早期接種を望んでいる。
 それこそ国の中央では菅総理の長男など入った東北新社の総務省官僚への接待は「宴席の招待を断らない」とする女性内閣府広報官にも飛び火し、当人は月給の10分の6を1カ月返納し広報官の職に留まる意向のようだが、野党などの攻勢が収まらず筆者思うに職を辞するしか収拾策が無いのではと思っている。
 今回の件で明らかになった広報官の月給が116万円にもなることに驚いた人は相当数いたであろう。
 国会議員は政務活動費など含め年報酬が3千万円は下らない(恐らくそれ以上になる)が、上級官僚もボーナス含め年収2千万円近くになるという〝官高民低〟の実態には正直呆れ返っている。
 その原資はとどのつまり一般国民からの税金である。官僚など公務員の中には「私達も税金を払っています」と論点をすり替える人もいるようだがね。
 日本ばかりでなく世界各国での官の絶対優位性は国を滅ぼす一因ともなろう。翻って民が強くならなければならない。

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