コロナ終息後の誘客に 香港、台湾など旅行会社スタッフ招く
台湾や香港、シンガポールの旅行会社の北海道支社の関係者が来市し、宗谷エリアでの観光の魅力を探るため19日午後、カーリング体験や稚内の景勝地を巡った。
コロナ終息後のアジア圏からの誘客に繋げるため国の広域観光周遊ルート事業による宗谷における滞在型旅行商品造成事業として、札幌に支社を置き旅行会社の依頼を受け旅行先の現地手配を行うランドオペレーター、香港からの団体や個人客の北海道ツアーを取り扱う担当者など4人が稚内入りし、19日午後、ノシャップ岬などを見学し、みどりスポーツパークでカーリングを体験した。
カーリング体験では稚内カーリング協会の成澤正明理事長から氷の滑り方、ストーンやブラシの扱い方などを教わった。
1時間ほどの体験を終え、香港旅行会社の担当者は「香港の人はカーリングをする機会がなく、氷を滑ったりするのが面白かった。団体で来てもグループに分かれゲーム出来ると楽しい」と話し、体験観光としての可能性については「冬だけでなく通年で利用できる施設なので、夏でもプレーできるのが魅力で、旅行行程に入れても面白い」と好印象だった。
一行は20日、猿払村の道の駅などを視察。21日は旧瀬戸邸や北防ドームなど見学。22日はキタカラで地元の観光関係者と意見交換したあと札幌に戻る。