3月15日に解禁 オ海カニ篭漁 漁獲許容量700㌧と大幅増

 オホーツク海に春の訪れを告げる毛ガニ篭漁は、流氷が去る海明け後の3月15日に解禁する。
 宗谷総合振興局(漁業管理係)によると、昨年は42隻(宗谷7、猿払8、頓別9、枝幸18)着業した。
 昨年の漁獲許容量は前年から6割ほど減り4月16日までにノルマを達成し304㌧水揚げした。
 ㌔単価は5681円(前年5508円)と若干値上がりしたが、漁獲量減少に伴い金額は約17億2000万円(同25億8400万円)に止まった。
 今年は資源状況が良く漁獲許容量は前年比2・3倍の700㌧まで増えた。
 漁業管理係は「漁が始まらないと分からないが、漁獲許容量が大幅に増しており期待したい」と話していた。

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